基礎知識と製作工程
入れ歯の基礎知識
あなたの入れ歯は快適ですか?
本格的な高齢化社会を迎えた今、入れ歯を使う人は1,000万人以上と言われています。
ところが、合わない入れ歯で苦労している人もたくさんいます。
合わない入れ歯では、十分に噛むことができません。
また、食べるときに痛みを感じる入れ歯では、苦痛以外の何ものでもありません。これでは何のための入れ歯かわかりません。
その上、合わない入れ歯は外れやすいため、いつも外れることをビクビクと心配し、大きく口を開けて笑ったり、大声で歌ったりすることができません。
このような入れ歯では、一度しかない人生を楽しむことができません。
老齢期の健康の鍵は自分に合った入れ歯です
なぜ痛くなく、よく噛める入れ歯が必要なのか?
総入れ歯は、歯が1本もないので歯根膜というセンサーはありません。
それでも硬いもの、柔らかいものを噛めるのは咬筋の筋紡錘というセンサーが可変的に働き、コントロールすることができるからです。
筋のトーヌスの乱れを治療義歯で治す理由もここにあります。
また、食物は歯だけで噛むことはできません!!
舌、頬、唇の相互的な協同作業がなくてはならないので、入れ歯のマウスボリュームも大切になります。
よく噛んで食べることの利点
1
噛むことで味覚や嗅覚が鋭くなる
2
咀嚼は複雑な脳機能でしか行うことができない
3
食物吸収の効率化
噛むことによって食物がより細かくなり、表面積が拡大して化学反応が早くなります。
そのため、唾液・胃・腸の消化酵素が効率よく働き、体が栄養素を吸収しやすくなります。
4
学習能力の向上
5
足の筋の反射が高まる
6
ストレスコントロールができる
7
脳機能が活性化する
8
認知症の予防
噛むことはアセチルコリンの低下を抑制することになるため、認知症の予防になります。
入れ歯でも1口30回噛むことで老齢期の健康維持につながります。
製作工程(1回法と2回法)
総入れ歯の専門医である遠藤歯科医院では、入れ歯の製作方法として、1回法と2回法を採用しております。
1回法(治療義歯なし)
1
初診
問診、レントゲン、写真、模型、粘膜の状況分析を行います。
2
戦略
プラン及び見積の説明と同意にて、治療を開始します。
概形印象にて各個トレーを製作します。
3
本印象
4
咬合採得
中心咬合位の決定をします。
5
人工歯排列試適
噛み合わせをチェックします。
6
最終試適
人工歯の色、型、支持、維持、安定などの面で、患者さんが本当に満足されているか最終確認します。
7
装着
調和のとれた自然な咬み合わせ、粘膜面との被圧変位の誤差の微調整を行ない完成、装着します。
8
調整
2回法(治療義歯あり)パイロットデンチャーシステム
2回法(治療義歯あり)のパイロットデンチャーシステムは噛める・痛くない・安定している入れ歯を作るプロセスです。

